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2008年3月19日
Web業界に合った求人サイトとは
「中途(新卒)採用のお手伝いを…」
こういった切り口で毎日いろいろな求人サイトの営業さんや代理店から電話がかかってきます。多いときには1日10件以上…。しかし情報収集のためにも、極力直接話を聞くようにしています。
近年、求人サイトはこれまでにないほどにその数が増えています。Webは「人を集める」ことについては絶好のツールですね。そしてその価格(掲載する際の)もここ数年間で大きく変わってきました。業界を代表するような大手の求人サイトの価格は「これが本当に適正価格なのか?」と疑問に感じるほど高くなっています。
Web業界は規模が大きい会社がまだまだ少なく、ほとんどは100名以下のベンチャー企業です。1回の掲載で60万~100万の掲載料はその規模の会社には決して安い額ではありません。しかも良い方が採用できなければその大きな投資も無駄になってしまいます。ほとんどギャンブルです(笑)。
そこで主に利用しているのが
1.専門性が高い
2.金額が極端に安い(または初期投資が低い)
というサイトです。大手のサイトから来る人と、専門性が高いサイトから来る人との差は歴然です。
前者は業界のことはあまり研究しておらず、興味本位の方が多いのに対し、後者の専門性の高いサイトから来る応募者は、その数は少ないながらもすでに業界の「空気」を分かっている人が多い。さらにそういったサイトは狭い分野でしか強さを発揮できない反面、価格も10万円以下であることが多く、結果費用対効果も非常に高いのです。
何度も比較していますが、採用者が出るのは圧倒的に後者のサイトです。そしてこういったサイトは今現在も生まれています。いくつかおもしろい企画を立てているサイトもあり、その企業の担当者からお話を聞いていますが、今後が非常に楽しみです。
これからは「すべての職種に対応するが高いサイト」よりも、「専門的で安いサイト」がもっと伸びてくるのではないか(希望的観測も含みますが…)と思っています。