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2007年5月11日

最近のWeb業界の新卒採用事情

Web業界と一口に言っても、自社でECサイトを運営し、商品を販売する会社や、携帯電話のコンテンツを作成、運用し登録者を増やして収益を上げる会社など、様々な形態があります。ミツエーリンクスはその中でもWebサイトを制作し、その対価としてお金をもらう、といった「Web制作会社」です。そういったWeb制作会社に限定して考えると、日本を見渡しても1000人を超えるような大企業は未だ存在せず、50人、100人といった企業がまだまだ多いのが現状です。ただ、規模が大きいことが良いことではなく、あえて規模は拡大せず少数精鋭でハイクオリティなコンテンツを生み出し続けている会社も多いかと思います。しかしまだまだ新卒を積極的に受け入れよう、というWeb制作会社は少ないというのも事実です。

反対に、新卒でWeb業界に興味を持つ学生はここ数年で大幅に増えてきたように思います。昔(7~8年前)では考えられなかったのですが、今はWeb制作について教えている大学が増えており、大学によってはその専門の学部や学科までが新設されているようです。今回08の採用活動で学生のみなさんに聞いたところ、「制作会社で新卒を募集しているところは少ない」と口をそろえて言っていました。まだまだ新卒の需要と供給のバランスが上手く行っていないのかもしれません。

ただ、今Web業界はある意味とても活性化しており、案件が増え、それを制作する会社もたくさん生まれています。今後10年で間違いなくWeb業界は大きく発展するでしょうし、現在はまだバランスが取れていない新卒採用事情も次第に普通のこととして定着していくのではないかと思います。08採用を通して、早く業界が発展すれば良いなと純粋に思った次第です。

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